クラウドソーシングのタスク案件はそんなに悪いのか?

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さて。

2月の半ばから始めたクラウドソーシングですが、3月はこのサイトの準備で追われてまったく作業しておりませんでした。
今月から、改めて案件を探していこうと思っています。

新年度ですねぇ、昨日はエイプリルフール、テレビでは新入社員さんたちのキラキラした笑顔を見ながら、Twitterでは色んな企業のウソ投稿を楽しんでおりました(笑)。
私も、先月3月30日にこの「parallel line」を公開し、気分的には新人と同じです。
クラウドソーシングという働き方について、自分自身でもっと勉強していきたいと思います。

で。

書いておきたかったことなのですが、私がこのサイトでもよく取り上げる「タスク」案件について、思っていることがあります。

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「足元を見られる」のか「妥当な報酬」なのか

クラウドソーシングを始める前、ネットでよく情報を検索していました。

実際にどれくらい稼いでいる人がいるのか、同じ主婦の方々はどんなやり方で作業されているのか、自分の目標みたいなものを決めるためでした。

すると、出てくるのは「タスク案件は地雷クライアントばかり」「割に合わない作業」「グレーな仕事ばかり無責任に押し付けられる」といった、ネガティブな意見ばかり。

今月の報酬はこれくらいでした、と公表している人の場合、大体はプロジェクト案件とか、既に安定した仕事を継続されていて、そういう方々はタスク案件なんてやってらっしゃらないんですよね。当たり前ですが。

で、始めたばかりの人が、とりかかりとしてタスク案件から手を付けてみたんだけど、想像以上に嫌な思いをされている。ブログを読んでいると実際に作業された上でのお話ですし、どれも信憑性のあるものばかりでした。
特に多かったのが、「単価は安いのに記事に対する注文は多い」とか「単価は安いのに手間がかかる」とか。

あぁ、やっぱりこれが現実なんだなぁ、と。

そういうものを色々と読んで、私は悪質なクライアントの案件には気をつけよう、とそれだけは固く思いました。

で、実際に始めてみると、確かにおかしなものが多い。
「500文字で70円」「800文字で100円」という案件を見た時は、正直ぞっとしました。どんだけ買い叩く気なんだろうなぁ・・・。

「コピペは駄目、タイトルは文章風に、同じ単語を何回か本文に使う、○○文字以上は必要、で、100円ね」

とか、自分の都合は通すくせに受注者側の負担というか難しさはスルー、とにかく安上がりに済ませたい。こんなクライアントがこじゃんといます。

条件の文章を読んでいると、きちんと「○○というサイトです」と自己紹介しているものもあるけど、書いた記事が何処に流れるか一切載せずにただ募集だけ、そして条件の書き方も一方的で文章もおかしく(素人が知り合いにお願いするような感覚)、とてもじゃないけどやりたいと思える案件じゃぁない。

逆に、書き方は丁寧だけど、案件以外の意図が感じられるもの(「稼ぐ文章を書くノウハウを教えます!」とか)も多く、確かにタスク案件は地雷クライアントの巣窟と言われても仕方ないな、と実感しました。

自分自身を鍛えていく。そのためには「タスク」案件も必要

そういう、「関わったら損するだけの案件」って、最初は見抜くのが難しいと思うんですよね、明らかにおかしなものは避けられるかもしれないけど、「継続してお願いすることも考えています」「頑張れば単価のアップも検討します」とか耳障りのいい言葉で良いことばかり言われると、初心者なら心が傾くのも仕方ないというか。私もこれいいなぁ、頑張ってみようかなぁ、と思う案件がいくつかあったけど、逆に、「いきなり継続が前提のものをやって書くものが限定されるより、いろんなクライアントを知りたい、自分に合う書き方を知りたい」と思って考えなおしました。

で、なるべく高単価で自分でも書けそうなものを探して、2,000文字で600円の案件ばかりやったけど、これで良かったと思っています。

これだって買い叩かれていることには違いないのですが、他の案件に比べればマシな方でした。私自身、最初はこんなもんだと思っています。
今の自分の文章に、そんなまともな金額をもらえるような力はない。いくら書くことが好きとは言え、それと実際のスキルはまったく違う。
ただの素人が、何のコネもあてもなく、自分の書いた文章を買ってもらうことって、なかなか難しいことだと思います。まして、私はブログも持っていなかったので、ポートフォリオとなるものもない。
だからクラウドソーシングという働き方を選んだのであって、ここなら、選ぶ案件さえ間違えなければ、自分の力で上を目指すことが出来ると思っています。

先日、「クラウドソーシングを利用する女性の現実 -ワーカー主体の働き方で道を切り拓く-」で書きましたが、あくまで自分が主体となって、地道に稼いでいけばいい。

働きたいこちらの気持ちを逆手にとって、「足元を見てくる」悪質なクライアントの案件は避ける。また、クライアントの質を見分ける目も養って行かなければならない。
「仕事」って、会社員であれフリーランスであれ、結局自分自身を鍛えていくことは同じだと思います。

私がこのサイトを始めた理由は、これをポートフォリオにしたいという気持ちもあるからです。
実績がないなら自分で考えて作っていかなければならない。まずは分かりやすく自分の文章を評価してもらえるもので、仕事以外にも表現していく場所が欲しかったから。

私のような初心者には、クラウドソーシングのタスク案件だって立派な「修行」の場所。
仕事をこなしていくことで、良いクライアントと出会えるかもしれないし、フリーランスを目指す人間として交渉の仕方なんかも体当たりで学んでいかなければならない。

案件はチャンスだと思っています。
それを活かすも殺すも、自分次第ではないでしょうか。

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