さて。
今日は朝から夕方までみっちり仕事、1万字書いて頭がパンク寸前だったヒロですこんばんは。
さすがに30分ほど横になりました。脳を使いすぎると体が動かんなるね(;´∀`)
で。
今日は単価の交渉について実際に私の身に起こったことをお話します!
案件に変更があったら交渉してみよう!
何ヶ月も書かせてもらっているクライアントさんがいるのですが、先日こんなことがありました。
それまでは「600字で600円」という案件だったのですが、いつものように「依頼を出しましたので~」とご連絡をいただき、見てみると文字数が700字に増えている。
が、報酬の600円は変わらず。
メールを確認し直しても、文字数が増えていることも報酬に関しても一切書かれていない。
ん?と思い、
「文字数が700字に増えているのですが、お間違いないでしょうか?報酬に関しては変更はありませんか?」
とお訊きしました。
すると、
「文字数に関しては700字で間違いありません。連絡が漏れてしまい申し訳ございませんでした」
と返信をいただいたのは良かったんだけど、「報酬は600円でお願いします」とのこと。
うーん・・・( ̄ヘ ̄;)
600字600円の案件とはいえ、8本とか10本とかまとめての依頼なので、一応まとまった金額にはなる。
このとき、文字数の増加などの相談など一切されなかったことが引っかかった。普通は依頼を出す前にあらかじめ打診するのが仕事としての筋。
あーあ、と思いながら、
「報酬を700円に上げていただくことは可能でしょうか」
と再度メールしました。
本当はここでお断りしても良かったんだけど、安いとはいえ書きやすい案件だったので、粘っても良いかなという気持ちで。
すると、
「ほかのライターさんには600円でお願いしているのですが、特別に650円でいかがでしょうか?」
と返信が。
・・・え、ほかのライターには600円でゴリ押ししてんのか・・・(真偽はさておき)。
正直、びっくりした。
100字の違いとはいえ、作業するこちらからすればそれも立派な労力。
それを無視するのねん・・・・。
一応交渉を受け入れてもらえたということで、その回は依頼を承諾させていただきました。もちろん次の日には書き上げてきっちり納品しましたよ。
何となくモヤモヤするけど、とかく安く記事を買い上げたいクライアントはこういうことがたまにある。
今まで何ヶ月もやり取りを重ねながら、問題なくやれていたのになぁ、と悲しくなった。
今でもそこの仕事は受けているけど、次にこういうことがあったらさすがにお断りすると思います。
金額の問題より、相談もなく文字数の増減や報酬など一方的に決めることなど、ライターを大事にしないクライアントとは良い仕事ができないから。
ともあれ。
こういう、「案件に変更があったとき」は単価の交渉を申し出るチャンスです。
特に今回のように、自分が損するような提案をされたときは、きちんと自分の気持ちは伝えておかないといつまでもナメられます(もちろんその価格で良いならいいけど)。
それで契約が打ち切られることもあるかもしれないけど、長い目で見れば、さっき述べたようにライターを大事にしないところとは仕事しない方がマシじゃないかと私は思っています。
かといって、いきなり2円とか5円とか上げろというのも無謀。
実力に合わない単価は、かえって自分の首を絞めます(私が経験済み)。気持ちよく仕事できないし、いつまでも尾を引くから。
相手も承諾しやすい範囲、文字単価なら0.5円とか1円とかから上げてもらうのが適切だと思う。
本当なら、クライアントの方から上げますねと提案していただけるのが最良なんだけどね。
「信頼関係」をどうやって築いていくかが課題
お互いの顔が見えないクラウドソーシングは、信頼関係を築くのが難しい、と実感しています。
こちらが真面目に書いて納品を続けていても、今回のようにいきなり「現実」を突きつけられることがある。
これが直接契約ならね、お互いの存在を感じられる契約なら、こんな無碍なことはないと思うけどね。
「ランサーズ」や「クラウドワークス」など、契約に手数料のかかるところを利用するからなおのこと、クライアント側も出し渋ることになる。
かといって、黙って受けているだけでは、いつまで経っても報酬は増えません。
主張するべきときはしっかり気持ちを伝える交渉力も、クラウドソーシングで成功していくには不可欠です。
「お金を払ってでもこの人に書いて欲しい」と思われるくらい、記事のクオリティを上げること。
それを目指すことが、何よりの近道かもしれません。
納期を守る、仕様を守るなど、「仕事」として最低限のことを常にクリアしていく姿勢も、クライアントに信頼してもらうには必要。
真摯にライティングに取り組むことはもちろんですが、普段のやり取りでも人間性は垣間見えます。「この人はちゃんとやってくれる」と思われるような対応を心がけたいと自分に言い聞かせています。
真面目に仕事をすればするほど、クラウドソーシングは「人間対人間」というほかの仕事と変わらない部分があることを痛感する。
だからこそ、自分の努力が欠かせないんだと、この一件があってからは特に思います。
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