「DRESS」さまで「不倫」の特集記事に参加させていただきました

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執筆させていただいている「DRESS」さまで、現在「年下男子」「不倫」の特集が公開されています。

私の記事もいくつか取り上げていただきました。

■ あなたは大丈夫? 不倫にハマるアラサー女子の3つの特徴

■ 不倫の4つの実話エピソード – 不倫の終わりは突然に!?

■ 実話からみる「社内不倫」がアラサー女子にもたらす3つのリスク

■ 「不倫だけどひとりよりマシ」という言い訳が幸せを遠ざける。信じるべきなのは「男」ではなく「自分」

■ 不倫相手と別れ、独身男性と恋愛するために必要なこと

■ 不倫相手と綺麗に別れるコツは「別れ話をしないこと」

■ 不倫からの「略奪愛」が成功した例にみる「本気で結ばれるための覚悟」

この中でも、「 不倫からの『略奪愛』が成功した例にみる『本気で結ばれるための覚悟』」と「不倫相手と綺麗に別れるコツは『別れ話をしないこと』」は、SmartNewsからの流入もあって1万人以上の方に読んでいただきました。ありがとうございます!

恋愛の中でも大きなタブーである「不倫」というテーマ。

我ながらようこんなに書くことあるなーと思うのですが・・・・

・・・あるんだよねぇ、実際。

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「不倫」に陥ってしまう事情は千差万別

私の記事は、体験談をベースにしたものが多いです。

体験談、そう、「実際に不倫をしていた人」から話を聞いているので、正直「書いてもいいのかなぁ」と悩むエピソードもあります。

あ、いや、もちろん話してくれた人のプライバシーは絶対に尊重するし、個人が特定されることのないように設定などはボカしていますが。執筆の許可もあらかじめ得ています(これは重要)。

「書いてもいいのかなぁ」と思うのは、あまりに生々し過ぎて表現を考えるのがつらいものであったり、そもそも表に出すようなものでなかったりする話。

本当にね、不倫関係に進んでしまうきっかけって、些細なことなんだよね。

職場、仕事の関係先、趣味のサークル、習いごとの場、友人同士のつながり。

男女の出会いは至るところにあるんだけど、既婚者の場合、「自分の配偶者がいない場」で不倫相手と知り合っている確率がすごく高い。

パートナーがいないから、その目を気にすることなく異性との触れ合いを楽しめる。そんな開放感から、ちょっといいなと思う人にもすぐ近づいてしまう。

もちろん、すべての既婚者が不倫するわけではない。まともな人間なら不倫なんて人の道に外れたことはしない。

それでも、「一生ひとりの異性を愛し続ける」はずの結婚がそうでない現実を多く見ていると、やはり他人と家庭を作り、守ることの難しさを感じる。

特に子どもができると、子どものために離婚をためらうという理由で、余計に配偶者と向き合うより不倫相手を探すことでいろんな不満やストレスを解消しようとする人が多い。

家庭を捨てる気はないけれど、配偶者で満足もしていない。刺激が欲しい。

安全地帯にいながら、美味しいとこだけつまんで楽しみたい、という欲望を抱える既婚者はね、実際たくさんいるんだよね。

中には本当に夫婦がダメになっていて、おそらく離婚裁判になっても「不倫関係を持つ前に夫婦関係が破たんしていた」と思われそうなところもある。

とんでもない配偶者に振り回されて悩まされて、まともに離婚の話し合いもできない中でほかの人を愛してしまったケースもある。

ひとことに「不倫」と言っても、中身は本当に千差万別。

それらを「どう書くか」「どこまで書くか」に毎回頭を悩ませながら、今まで執筆してきました。

 

「人に言えない」ことでも誰かに話したくなる苦しみ

以前「『人に言えない話』がネットで読まれる理由」でも書いたんだけど、不倫って人に後ろ指をさされることだから、簡単に口にできないよね。

だからネットで体験談なんか検索するし、相談もする。

普通の恋愛なら気軽の相談できることでも、不倫となるとそうはいかない。

何より、バレたら困るから。

人の口に戸は立てられない。うっかり話してしまって、それが相手の配偶者まで伝わってしまったら、本当に目も当てられない。

でも、本当に苦しいときとか、自分でもどうしようもなくつらくなったときは、やっぱり誰かを頼ってしまうんだよね。

人に言えない関係だからこそ、聞いて欲しい。

その気持はよくわかるし、私は話してもらえるなら、自分の夫にも言わない自信がある。当たり前だけど、夫婦だからと言って他人のプライバシーまで共有して良い理由はない。

まさか、あえてこちらから「ねぇ、不倫してる?」なんて訊けるはずもないんだけど、相手から話してくれるときって、どこかで「この人なら否定しないだろう」って思われているのかもしれない。

「不倫なんて良くないことだよ」「そんな関係やめなよ」くらいならまだマシで、実際に「不倫なんて気持ち悪い」「まともな人間のすることじゃない」って唾棄すべきことのように言う人はいるからね。

私自身は、決して不倫を応援することはできないけど、否定もしない。

そういう関係を受け入れてしまう「弱さ」がわかるから。

私は、過去いろんな恋愛をしてきて、自分のアホさ加減やダメなところを友人に披露してきた。自分を愛してくれた人を幸せにできなかったことや、自分をないがしろにする人を愛さずにいられなかったことを知っている友人は多い。

不倫であっても、その「既婚者を好きになるダメな自分」「結婚しているのにほかに好きな人を作るダメな自分」に苦しむ気持ちは理解できるつもりでいる。

そんな私なら、せめて否定はしないだろうと。

そう思われているといいな。

恋愛は綺麗事ばかりじゃないから、というのは投げやりな結論だけど、本当にいろんな感情や事情が絡み合って、不倫という関係に行き着いてしまうことはある。

私の場合、話してくれる人のほとんどが、「どうして好きになったんだろう」とか「こんな関係やめたいのに」と苦しんでいる。

そんな人にね、簡単に「何やってんの!」と鞭を打つような真似はできないよ。

確かに、ずるい自分を隠さずに不倫を楽しんでいる人もいる。それでも、本当に「まともな気持ち」でその関係を選んでいる人は、私は見たことがない。

どうしても、最後は「(不倫は)勧めないよ」という言い方になってしまうけど、聞くときは精一杯の気持ちで応えるようにしている。

そして、そんな話を「不幸話のネタ」みたいに記事にすることも、絶対にやるまいと心に決めている。

書くときは、聞いた人とは別の架空の人格を用意して、それをモデルにしているんだけど、話してくれた人への「打ち明けてくれてありがとう」という気持ちはね、なくしたらいけないんだよね。

なので、もしその人が自分のケースについて書かれた私の記事を読んだとき、「こんな書き方をされるなんてショックだ」と思わないような内容を心がけている。

ひとつ、アラフォーの友人の話を「記事にしてもいい?」と尋ねたときのこと。

彼女はきっぱりと、

「うん、ぜひ書いて。こんなケースもあるって知って欲しい」

と言い切った。

この言葉を聞いたとき、正直すごい衝撃を受けた。

記事にされることに対して、そんな思いを持つ人もいるのか。

なら、私は、その思いに応えられるような熱量の高い記事を、精一杯書くだけだ。

それが「ライター」としての使命だから。

体験談はね、聞くことがつらいものも多いけど、それをしっかり文字に昇華させることで誰かの胸に届くこともある。

話してもらったことに感謝して。

これからも、精進していこうと思います。

*「DRESS」さまの特集記事「不倫」、どうぞよろしくお願いいたします!

略奪愛は不幸を呼ぶ。社内不倫やダブル不倫に悩む女性たちへ

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