さて。
先月は仕事にすごい集中していました。
収入報告でも書いたけど、クライアンさんに恵まれたこと、体調が良かったことが重なって、とにかく書いた。
いただいているお仕事をこなしながら、新しい案件も探す。
もちろん単価の高い仕事がしたいけど、「ランサーズ」や「クラウドワークス」にある案件はどうしても安いんです。
発注している人たちのほとんどがアフィリエイターで個人の方々だったり、新しいメディアでの募集もとにかく「1500字で500円」とか手の出しようがないものがほとんど。
まだまだそんな選り好みできるようなスキルがあるわけではないので、何とか書けそうなものを見つけては手当たり次第に応募していました。
そんな中で、以前から考えていたことがある。
女性向けのメディアで書いてみたい。
クラウドソーシングを始める前から、キュレーションサイトやアラサー向けの情報サイトなどをよく観ていて、特に妊娠中は時間があったせいか毎日どこかのサイトを開いていました。
私もこんなところで書けたらなぁ。
という思いは前からあって、でもこんな駆け出しがどう頑張ったってスキル的にも無理ったら無理。
なので、「いつか自信がついたらライターとして応募してみよう」くらいに考えていたんだけど。
ある日、ふと思いついて一番よく読んでいたメディアの「ライター募集」のページを開いてみた。
・・・うん、まだまだ無理ですわ。うん。
募集要項に目を通すだけでそんな実感が湧いてくる。
けんど。
けんどよ。
ダメもとでもいいから、出してみてもえいがやない?
そんな自分の声が聞こえてきた。
不採用が前提でも、とりあえず「応募した」という前例が作れる。そんな下心。
何回も繰り返して応募していれば、いつか認めてもらえるんじゃないろうか。
自信なんてない。それはほんまに。
でも、編集部の人に私の書いた記事を読んでもらえるだけでもえいことやお。
幸い、記事はたくさんある。
クライアントさんに褒めていただいた記事と、ペンネームだけど名前の出ているサイトもある。
勇気を出して、応募してみることにしました。
「執筆していただきたい」

編集部に送る文章を一生懸命下書きした。
添付する記事も厳選した。本当は、ここで新しく書けば良かったなと今でも思っている。
迷った末に、特に評価の良かった3000字のものを選びました。「すでに評価されているもの」だからという理由で。
で、先週送らせていただいた。
こうやって、クラウドソーシングサイト以外の一般的なメディアに自分から応募することは初めて。
普段ランサーズなんかでやっている提案と違い、社会人としてしっかりした応募文にせないかんし、アホほど緊張した。
不採用でもいいから。返信がなくったっていいから。
これが最初の一歩。
そして、気がつけばほかに自分が読んでいたサイトでライターを募集しているところにも送っていました。
どこか気に入ってくれるメディアがあればいいなぁ。
全滅だったとしても、これもいい経験さぁ。
で。
で。
今日。
その、一番最初に送ったいつも読んでいるメディアの編集部から返信をいただきました。
そこには。
「執筆をお願いしたいです」
と書かれていた。
ちょうど仕事中だったんだけどお、「えぇーーー!!」と本当に叫んでしまった。
嘘やお、いや絶対ないわ、なんぞこれ。
「あ、お、うぁ」などと訳の分からない声を出しながら、とりあえず指が震えていることに気が付き、落ち着こうとカフェオレを飲もうとして服にこぼしたり。アホか。
嘘やん、嘘やん、なっし。
何度も何度も、メールを読み返した。一字一句眼力で潰すように追うなんて何年ぶりやおか。
確かに書かれていた。
「執筆をお願いしたいです」
「打ち合わせをお願いしたいです」
・・・・・。
ちょっと泣きそうになった。
大きなメディアで、「連載陣」に名を連ねているのは有名な方々ばかり。
・・・・採用していただいた。
ひとしきり騒いだ後、お返事しなければと震える指で文章を打ち、再度お返事をいただき、打ち合わせの日も決まり。
・・・打ち合わせらぁて。
ちょうど帰宅した主人に話したら、
「ドッキリやない?」
と笑ってくれた。うん、そうやね、ドッキリやおね。うん。
うん・・・・・。
「道」は自力で見つけられる
まだ打ち合わせ以前の段階なので、今後どうなるか、本当に書かせていただけるかどうかは分かりません。
文字単価も全然分かりません。
どんなレベルでどんな内容を求められるかも分かりません。
でも。
でもよ。
今回自分から応募しなければ、こんな幸運を手にすることはできなかった。
絶対無理やろなぁ、という思いは本当にあった。それでも、「自分を知っておいて欲しい」という下心に従った。
これは、私にとって、ライティング以外での、ライターとしての大きな前進です。
正直、打ち合わせの内容によっては契約もなくなるかもしれない。
それでも。
自分で行動して相手から反応をいただけることが分かった。
きっとすごく基本的なことなんだろうけど、普段クラウドソーシング会社を通しての仕事ばかり請けていた私には、「新しい道」です。
大きな経験になりました。
ライターとしてやっていくなら、こんな活動もいずれ必要になる。
クラウドソーシング会社での仕事に無意識に限界を感じていたからかもしれません。
良かった。
「道」は自力で切り開けることが分かった。
ちなみに。
ほかのメディアからは返信をいただけていません。
きっとこれが普通だよなぁ、という気持ちもすごくあります。
無名のライターでスキルもまだまだ発展途上、すでに長い時間運営しているメディアなら応募してくるライターなんてたくさんいると思うし、その中で何か抜きん出るものがなければ、採用はない。
相性もあるしね。
今回、どうしてこのメディアが採用してくださったのかは、勇気を出して訊いてみたい。
どうなるかは分かりませんが。
生まれて初めて味わう種類の興奮で、ちょっと眠れそうにないヒロです。
・・・・・頑張るでぇ。
ヒロさん
初めまして!
ヨウコと申します。
お仕事のことが知りたくて、読み進めるうちに、ヒロさんのお仕事に向かわれる真摯な姿に感心しているところです。
更新楽しみにしていますね。
ヨウコさん
はじめまして!
コメントありがとうございます!< (_ _)>
ブログを読んでいただけて本当に嬉しいです~。・゚・(ノ∀`)・゚・。
クラウドソーシングの仕事は単価が低いと思われがちですが、頑張れば自分で道を切り開いていけるし、選択肢のひとつとして十分アリやと思っています。
ヨウコさんもお仕事されているのかな、私の記事が少しでもお役に立てると嬉しいです(*^^*)
更新、頑張りますー!p(・∩・)q
これからも、どうぞよろしくお願い致します< (_ _)>
返信ありがとうございます(o^^o)
わたしはいま全く違う仕事をしているのですが、ヒロさんがされてる仕事に興味があって。
ヒロさんの文章はとても読みやすく、わかりやすく、親切ですね(o^^o)
いい文章を書かれる方だなぁとずっと思っていたので、思いきってコメントしてみた次第です。
ではでは。