「バージョンアップ」していける人間関係を大切にしたい

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さて。

今日のランチは、先日行ったばかりの「GENDAI」へ。

子連れのランチは個室に限る。

「GENDAI」のオムライスセット

三つある個室は、12時を過ぎるころには埋まっていた。
同じように小さいお子さんを抱っこして来ているお母さんたちもいて、やっぱりくつろげる部屋がいいよねぇ、と思う。

今日は軽めのオムライスセット。

何かサラダがえらい皿の隅っこに寄ってたけど、そこそこ美味しかった。

子どもへの取り分け用にお皿やフォークなども貸してくれる。

食事が終わったらコーヒーとケーキもお願いしちゃったんだけど、HAMAYAのコーヒーやっぱり美味しかった。

友達とのお喋りも楽しくて、時間はあっという間に過ぎる。

出産してから、平日のランチは本当に大切な「息抜き」の一つになり、こうして気軽に出ていける時間を共に過ごしてくれる友達にはいつも感謝する。

以前は、色んな友達と好きなように食べに行けたランチも、子どもがいるとそうもいかず、場所、駐車場、個室、メニュー、とどんどん条件みたいなものがついてくる。

自分の環境というか状況が変われば、同じように付き合っていく人たちも変わっていくもので、気がつけば以前はよく連れ立って遊びに行っていた独身の友達と疎遠になっていたり、逆に子持ちの友達と以前より親しくなったり、人間関係も変化があるんだな、と思った。

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「いつまでも同じ」は不自然かもしれないね

この話は、大学の頃から仲の良い女友達とも以前したんだけど、彼女も私と同じようなことを感じていて、

「子ども抜きでは付き合えない」

というのが、私たちの正直な気持ちだった。

それは、常に子どもと一緒に行動するということではなく、自分には子どもがいることを前提に、大人たちだけのような気軽さはないこと、どうしても子どもに合わせないといけない場面が多いこと、つまり煩わしさが増えることを、了解してもらえる人でないと、付き合うのは難しいということ。

以前、独身の女友達二人と、私と息子の四人でご飯を食べることになった時、友達の一人が行きたいお店があったんだけど、そこはテーブル席しかない上に子ども用の椅子がなく、まだ体の小さい息子を座らせることが出来ないので、ちょっと難しいかも、と言うと

「面倒だなぁ」

と言われてしまい、意気消沈したことがある。

その時は他のお店にしてもらったけど、私はまったく食事を楽しめず、それ以降、その子と食事に行くことはなくなった。

 

「申し訳ないでね、こっちの都合でよ、好きなようには出来んし合わせてもらわないかんしよ」

と言うと、女友達は、

「うん、そうでね。肩身の狭い思いをするね」

と頷いていた。

彼女も似たような体験はしていて、結局、「子どもがいる人の都合に付き合わないといけない煩わしさ」を感じて離れていく人もいたそうだ。

でも。

仕方ないと思う。

だって、どうしようもないことだから。毎度外食の度に子どもを預けるとか、そんなこと、親が遠方で頼る先のない私には不可能だし、そこまでして行きたいとも思わない。

子連れの外出の大変さは、恐らく経験してみないと分からない。

おむつや着替えの入った大きなマザーズバッグを持って、外出先ではおむつを替えることの出来るトイレはあるかどうか、駐車場はあるか、ベビーカーをついて歩くことは可能か、とにかく考えることはたくさんある。

それらは本当に「煩わしく」見えるんだろうけど、だから付きあわせて本当に申し訳ないと思うけど、これらを理解してくれる人としか、結局は付き合えない。

 

「いつまでも同じ付き合いが出来る方が、不思議かもしれんで」

という彼女の言葉は、生きていればどうしても変化していくお互いの状況の中で、その変化を受け止めて新しい付き合い方へとバージョンアップしていける相手しか、残っていかないんだろうなと、そういうことかもしれない。

逆に、子どもがいることで関係が濃くなった人もまたいる訳で、それはそれで、新しい話題を共有していける楽しさが生まれたことも、事実。

「面倒だ」と言った友達は、決して悪気があった訳じゃないかもしれないけど、いざ自分が子どもを産んだ時に、私の気持ちが少しは分かるかもしれない。

その気遣いは「当たり前」じゃない

妊娠中思ったことがある。

お腹の大きな私を見て、例えばスーパーだったら、レジで会計を済ませた後、店員さんがカゴをサッカー台まで運んでくれることがよくあった。

「あぁ、恐れ入ります」と言うと、たいてい「いいんですよ」と笑顔で返してもらえて安堵したものだけど、これは当たり前ではないんだよな、と。

わざわざレジを出て運んでもらえる、というのは気遣いであって、本来なら自分でしなければならないことを好意でしてもらっている。

お腹が大きいせいで動きが緩慢になり、ただでさえ周りの人には迷惑をかけるのに、助けていただいているのだ。こんなことはスーパー以外でもいろいろあった。

「自分の抱える事情を相手に押し付けない」という意識は大切で、今日のように子連れで食事に付き合ってくれる友達だって、お互い同じ状況であっても、やっぱり「付き合ってくれてありがとう」と思う。私は。

たまに、「私妊娠してるんだから周りが動いて当然」という態度でいる人を見かけるけど、そういう人は、周りからは敬遠されていくだろうね。

鼻につくエゴは自分を滅ぼすからね。子持ちでも同じ。私だってそう。

こうやってたまに自分を振り返って戒めることも、必要な時間かもしれない。

 

「いつまでも同じ」ではいられないからこそ、相手の気持ちを思いやること、自分の事情を理解してもらう努力を、忘れてはいけないと思う。

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