さて。
先月末は楽しいお出かけをしてきました。
広島からつぶあんさん(つぶあん@Creating Myself)が高知においでてくれた。
つぶあんさんは「Creating Myself」というブログを運営されています。
私は彼の書く記事が好きで、拡散したいと思ったものをちょくちょくTwitterでシェアさせていただいたり、それがご縁でお話する機会を得ていた。
つぶあんさんの記事はね、いつもテンションが同じながって。
書く内容は当然違うけど、いつブログを開いても彼の書く文章は落ち着いている。何かそれにいつも癒やされていた。
淡々としているようで、書かれていることはアツいっていうね。
私は女性のせいか(偏見)、すっと記事に感情が移ってしまう。言葉に滲んでしまう。
それはそれでえいかもしれんけんど、いつも変わらない雰囲気で記事を更新していくつぶあんさんには親近感を感じていた。私もこんな風に書けたらなーなんて。
で。
そのつぶあんさんが、なんと高知にいらっしゃるという。
ほんで私にもご連絡をくださった。
そらもう。
そらもう。
会いに行く選択肢しかないろう。
という訳で。
高知市在住アラフォー主婦ヒロ、愛車を駆ってつぶあんさんの元に向かいましたよ。
「雨風食堂」はげにまっこと人気のお店やった
つぶあんさが行きたいと仰っていたのは、一ツ橋にある「雨風食堂」。
お店が狭い上にいつも人気のお店で、予約は必須。
早速連絡させてもらったんだけど、電話に出た女性のスタッフさんは、とても丁寧に時間と人数を確認してくださった。おぉ、さすが慣れていらっしゃるのねん、という感じ。
当日はつぶあんさんが宿泊されているホテルの近くまでお迎えに行き、それから少しドライブして市内の景色なんか楽しんだあと、時間を見計らってお店に向かいました。
・・・いやもうね、私のこの馴れ馴れしさはたぶん社会人として失格なんだろうなとも思うんやけど、「ヒロです!」なんて言いながら握手したら後は普通にマシンガントークって、どうなんだ自分・・・。
つぶあんさんは、Twitterのアイコン通りの人やった。
柔和な雰囲気で物静かな口調。あぁ、文章は人柄を裏切らない、とまた確信した。
矢継ぎ早に繰り出される私の質問にもしっかり耳を傾けてくださって、あぁ知らない土地で初対面のオバハンの車に乗せられて、さぞかし不安やったろうなぁぁぁ・・・・。
まず先に他人を気遣うという、とても優しい青年です、はい。
で。
開店時間の11:30少し前にお店に到着したんだけど、まず駐車場で迷った。お店のシャッターが降りていたもんだからすっと見つけることができず、うろうろしよったら後ろの車にクラクション鳴らされるというアクシデントもあり orz
駐車場はね、道路を挟んだお店の前に三台、あとお店から少し離れたところにもあるよ。
* 10月から駐車場が変更になっています。お店の前の駐車場は使えなくなっているのでご注意ください。
(「雨風食堂 駐車場変更のお知らせ」)
私たちが着いたときは幸いお店の前のスペースがまだ空いていたのでそこに停めることができた。
まだ半分シャッターの降りているお店の前には椅子が三人分くらい並んでいたんだけど、既におひとりお待ちになっている方がいらっしゃった。
こんにちは~なんて話しかけたら、「僕はもうこのお店三回フラれてんのよ。今日こそはと思って」って、あぁほんまに人気のお店なのねん・・・。
こちらも笑顔で一緒に話してくれるつぶちゃん、人当たりの良さを遺憾なく発揮していた。
広島から来たんですよ、とかここら辺で美味しいカフェありますか?とかのんびり三人で話していると、わらわらと人が集まってくる。
・・・・ほぼ9割が女性。おぅ。
そうこうしているうちにシャッターが開き、中から出てきた女性が笑顔で「どうぞ~」と店内に案内してくれた。
まず最初に並ばれていた男性の方、続いて私たちが入ったんだけど、見ると三つほどしかないテーブル席とカウンター、そのほとんどが「予約済」の札が置かれていた。すごい。
私たちは厨房が見える席に座ったんだけど、あっという間に店内はほぼ埋まる。
オープン直後でこれかぁ・・・と思わずため息をついたんだけど、いやが上にも期待が高まるでね、ご飯のね。
手作りでやさしい味のする「雨風食堂」のランチ

ここは店主さんがおひとりで作られているので、提供まで時間がかかる。
なので、急いでいる時はハッキリ言っておすすめできません。
今日は二番目だったので30分くらいで運ばれてきた。
・・・が、見れば分かる。こればぁ作って出すって、そら時間も要る。
今日はスマカツヲのお刺身がメイン。
店内の壁にメニューがあるんだけど、ランチは一種類、あとはデザートとドリンクのみとなります。
切り口が美しくて新鮮さがまぶしいお刺身。薄く切って揚げたさつまいものチップスが載った揚げ出し豆腐。なすとおあげのお味噌汁。青菜のおひたしにもずく酢。焼き鯖寿司。
白ご飯の上にはおじゃこ。
ボリューム満点、種類が多いだけじゃない、器も美しい。
そのすべてが出来たて。
一つひとつ、味付けが違うんだよね。味が被らないっていいよねぇ。
どれを食べても優しい味がした。時間をかけて作ってあって、心がこもっているのが分かる。
つぶちゃんはにこにこしながら、ゆっくり味わって食べていた。
美味しいご飯に緊張がほどけていくような。
あぁ、来ることができて良かったなぁ。つぶちゃんに食べてもらって良かった。
楽しい邂逅

つぶちゃん写真ありがとー!
私たちが座った席は、隣に本がたくさん並んでいた。
待っている間に読んでくださいっていう配慮なんだろうね。
で。
お店が開くのを待っている間にお喋りさせていただいた男性の方、食べ終わってお会計を済ませたあと、私たちのもとに来てくださった。
壁にかけられたメニューの黒板を撮りたいとのことで、もちろんかまんですよ~と場所をちょっと譲ったりしたんだけど、携帯をしまわれてから私たちに紙を差し出した。
「良かったら」
と笑顔で言われ、開いてみると先ほど話していたここら辺でおすすめのカフェについて、なんと地図を書いてくださっていた。

おぉぉぉ、ありがとうございます!
思わず中腰になってもうたよ。なんてありがたい。
それからご丁寧に名刺もくださって(そしてすごい肩書きを持つお方でした・・・)、「お会い出来て嬉しかったです!」と精一杯のお礼を述べてお別れしました。
こんな邂逅。
なんて楽しいこと。
つぶちゃんも「高知って本当にあたたかい人が多いですね」と笑顔だった。
・・・嬉しかった。
幸せな思い出となった「雨風食堂」

上の写真もつぶちゃんが撮ってくれたもの。
つぶちゃんはめっさいいカメラを持参していて(パネルが動いて自撮りもできるってどんだけ)、旅行には良いカメラって必須やなぁと改めて思いました。
食べ終わったらちょこちょこと外観の写真も撮って、それから車に戻ると再び市内へ。
つづきはまた書きます。
今回、「雨風食堂」に来て良かった。
ご飯も美味しかったし、楽しい邂逅もあったし、私自身も幸せな時間を過ごせました。
つぶちゃんも同じ気持ちだったらいいな。
今日のお話は、つぶちゃんが先にブログにUPしてくれています。
「食事と図書「雨風食堂」にブロガーのヒロさんと行ってきた!:手作りランチに大満足!」
綺麗な写真と落ち着いた文章をどうぞ楽しんでくださいませ。
ご一緒してくれて本当にありがとう。
ごちそうさまでした!
■ 雨風食堂
11:30〜夕方頃(※売切れ次第終了)
※夜営業のある第2・第4金曜日のみ15:00閉店(L.O 14:00)
※売り切れ次第お昼ごはんは終了しますので
夜営業のない日も14時以降にご到着予定の方は
事前にお電話をいただけると確実です
定休日:日・祝(不定休あり)
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