さて。
両手をリウマチにやられてしもうた。
キーボードの叩きすぎながやおけど、両手とも甲から手首まで痛みの筋が走り、あと親指の付け根とかね、俗に言う腱鞘炎の症状。
浮腫むというか腫れるというか、真っ白にふくらんだ両手、何ともならず。
仕事ができないなら勉強しよう、と思うんだけど、痛いと集中できないのねん・・・。
車の運転が無理なので、朝はタクシーで病院まで行き、とりあえず予約していたリハビリと、痛み止めの注射を打ってもらった。
うぅ、痛い。両手というのは使えなくなると何をするのも不便で(横になっても痛くて眠れないのよ。むしろ痛みが増すので起きちょくがマシ)、せめてパソコンで電子書籍を読もうとしていた。
すると、友達から着信。
ランチのお誘いだったんだけど、今日はよう行かんのよ、ごめんね、と事情を話す。すると、
「須崎まで行かん?鳴無神社に行きたいがって!」
・・・鳴無神社?
何処でそれ、聞いたことないで。
「縁結びの神社で有名ながで。知らんかえ?」
・・・知らん。うぅ。
という訳で。
友達に車を出してもらい、須崎まで行ってきました。
ちなみに、「おとなしじんじゃ」と読みます。
結ぶご縁は恋愛だけじゃない!仕事もすべて「人」の縁

手が痛いのでまともにデジカメを構えることができず、何とかスマホで撮った。
須崎ICで降りてから結構走る、海沿いの道はカーブも多いしナビがないと難しいかもしれない。
走っていると、写真の鳥居が見えてきます。この鳥居が建っているところが駐車場らしく、私たちが行くと数台車が並んでいた。
鳥居を越えてカーブを曲がると本殿が見えてきます。

「土佐の宮島」とも言われる鳴無神社は、本殿・幣殿・拝殿が国の重要文化財に指定されています。
縁結びの神社として県外から来る人も多いそう。そう言えば、駐車場に停まっている車に広島ナンバーとか見たな。
そしてカップルが多いよ。うん。
が、友人が言うには、ここは恋愛のご縁だけを取り持つわけではないそうで、友達や仕事、健康などすべての良縁に効くのだそう。
「縁結び」と聞くと恋愛だけって考えそうだけど、そうながでね、友人にしろ友達にしろ、すべてが「人の縁」。
良いご縁に恵まれますように、としっかりお願いしました。
海に続く参道。おみくじは海に流す

今日は残念ながら社務所が閉まっていておみくじは買えなかったんだけど、鳴無神社では「おみくじは海に流す」スタイル。
そう言えば、境内の木にくくりつけてあるおみくじは一つもなかった。
この、海に続く参道がすごく素敵。
写真撮ってないけど、ちゃんと階段が海中に降りていて、そこでおみくじをそっと流す。
ちなみに、おみくじは水に溶ける紙で出来ているそうです。だから海面はとても綺麗。

あいにくの曇り空だったけど、静かで美しい海だった。
海沿いの神社って、そう言えば初めて行った。雰囲気が良くてえいデートコースやと思う。

鳴無神社は癒やしをもらえるパワースポット

正直、神社でばしばしスマホを構えるのも何だか気が引けて(手も痛いし)、あまり写真は撮らなかったんだけど、鳴無神社は市街地の外れにあるせいか、周りがとても静か。目の前は海だし。
敷地はそんなに大きくないんだけど、鳥居とか大きくて迫力があって、荘厳で。
縁結びの神社って、なんだか華やかというかいかにもって感じのイメージがあるんだけど、鳴無神社は特に縁結びを推している立て札なんかもなくて、言われないと分からないくらい、普通の神社です。
だからこそ本当にご利益がありそうと思いました。
また来たい、今度はちゃんとおみくじ引いて海に流したい。
帰りもまた腕を組んだカップルとすれ違い、ほんま知ってる人は知ってるんだなぁ、と高知に住んで20年になる自分の無知っぷりがちょっと恥ずかしくなった。
ご縁は人がつなぐもの。
大事な人と一緒に行って今後の幸せを願うのもいいし、ひとりで参拝してこれからの出会いの力を授けてもらうのもいい。
私は、自分に縁のある人たちが幸せであることを祈りたい。
■ 鳴無神社
- 住所:〒785-0163 須崎市浦ノ内東分鳴無
- 駐車場:無料 普通車約5台
- 交通アクセス:高知自動車道須崎東ICから、車で15分・JR土讃線多ノ郷駅から、車で15分
- お問い合わせ:須崎市教育委員会 電話:0889-42-8591
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