今日は、「ちより街テラス」にお出かけ。
以前から行きたかった岩合光昭写真展「ねこ」に行ってきました。
本当は、5月2日のサイン会に行きたいと思っていたんだけど、ゴールデンウィークの主人の休みがまだ確定ではなくて、とりあえず見ておきたい!と今日足を運ぶことに。
午前中なら人が少ないかな、ベビーカーで入っても大丈夫かなと思いながら、初めてのちより街テラス、まずはこちらも行ってみたかった「カフェレストラン ソレイユ」さんでモーニングを食べて、開場時刻を見て会場へと向かいました。
人と猫のかけがえのない関係
そうか、主催はさんさんテレビだったのか・・・と今頃知る。
フロアは物販スペースが広くとられていて、岩合光昭さんの撮った猫の写真集やポストカード、うちわやノートなど小物から、バッグなど色んな猫グッズがたくさん並んでいた。
これらを見てまわるだけでも楽しい。
また、会場の隅っこにはこんな紹介も。
岩合光昭さんの撮った写真を、サイン入りで販売してくれるそう。
上の一枚もいい表情だよなぁ。
入場料は大人が1,000円。
ベビーカーに座っている息子は未就学児なので無料。
支払いを済ませて中に入ると、写真を大きく引き伸ばしたパネルがたくさん並んでいる。
当たり前だけど、どれもものすごく綺麗。美しい。毛の一本一本、ひげの向きまでしっかり写っていて、一枚一枚「猫」の存在を大切にしているのがよく分かる。
・・・猫好きにはたまらん。
日本だけでなく海外で撮ったものもあって、ドバイやギリシャなどの風景と馴染む猫の姿は新鮮。
また、日本では地方で撮ったものも多く、その場で暮らす人々と寄り添う猫の姿がとても愛おしいと思った。
猫って、どんな風景にも合うんだね。
牛と一緒だったり稲穂の中で佇んでいたり、ちゃんとそこで生きてる。
港で暮らす猫はやっぱり恰幅のいいボスみたいなのがおったり、山で暮らす猫は穏やかに瓦の上で寝そべっていたり。
また、「躍動感」をとらえた写真たちは、体をめいっぱい伸ばして空中を駆ける猫の一瞬がとてもカッコいい。
動いてる姿を捉えるのって難しいだろうなぁ、お願いして出来ることやないしね。
「メイク中」の猫の、目を細めた顔も、魚を引っ張り合ってお互いを睨み合う顔も、どれも本当に表情が豊かで、普段なかなかゆっくり確認することの出来ない一瞬をたっぷり味わった。
・・・「親子」の姿がどれもあたたかくて、途中本当に涙が出たけど。でっかい写真で見るとダメだな、胸に迫るものがあるよなあの大きさはな。
子猫の、母猫を信頼しきっている姿、兄弟が重なりあって昼寝している姿、どれも、本当に幸せそうで。
写真を見ているとよく分かる、岩合光昭さんって本当に猫がお好きなんだなぁ。
今まで写真集でしか見たことがなかったんだけど、大きなパネルになると迫力が全然違う。
どれも同じ猫なんていない、でもその個性を一枚で表現するのって、すごいことだと思う。
一匹を追いかけて、集団でもじっとそこで待って、こういう一瞬を切り出すのって好きだからこそ出来るんだろうな。シャッターを押すタイミングに神様が宿るんだろうな。
最後は岩合光昭さんが実際に飼われていた「海(カイ)」ちゃんの写真が並ぶんだけど、この子がまた、カメラ目線ばっちりで表情豊かな姿をたくさん見せてくれていた。
海ちゃんは女の子で子どもをたくさん産むんだけど、母親になる前と後だと顔が違うんだよね。
無邪気だった子が守るものを見つけて大人になった、そんな感じ。
穏やかだけど強さがある。
ここら辺になると人目も気にならなくなって普通に泣いていたかも。
猫は美しい。
写真のコーナーを抜けると、これを背景に写真をどうぞ、というコーナーがあった。
息子と並んで自撮りして、夫に送りつけてやった。
命は等しく美しいもの
今日会場で買ったもの。
一番右は半券なんだけど、これもまた可愛い。
何が欲しかったかって、岩合光昭さんオリジナルのマスキングテープ。
猫の色んな表情だったり寝転んだ姿だったり、たくさんの種類が売られていた。
迷いに迷って一つだけ買ったけど(猫が伸びてるやつ)、既に開封が難しい、たぶん開けるまで時間かかるやろな。
ストラップとマスキングテープの間にあるのはしおりで3枚セット。
これは暫時使う。これで本を読めるなんて最高。
左の黒猫ちゃんは岩合光昭さんオリジナルのものではないんだけど、可愛いからつい買ってしまった(そして夫に「おんしゃーこういうが何個持っちゅうがで」と怒られた)。
あぁ、また行きたいなぁ。
あの猫たちにまた囲まれたい。
私と同じように生きる命。
その姿は等しく美しい。
「キナリノ」動物写真家<岩合光昭さん>の猫写真に魅せられて・・・
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